【ホテルオークラ東京】本館と別館の違いを徹底比較！迷ったらどっち？

別館(ヘリテージウィング)
木材や和紙を使ったインテリアが印象的で、「縁側（えんがわ）」のようなベンチが取り入れられている客室があるなど、和の趣きがしっかり感じられます。

また、浴室に床暖房やスチーム設備が備わった部屋もあり、「宿泊中にゆったり入浴時間を持ちたい」という方には特に響く仕様です。

本館(プレステージタワー)では28階以上から始まる高層階の客室が多く、都市景観を楽しむ設計。

照明・空調がタブレットで操作できる部屋もあり、機能重視の滞在にも向いています。

アメニティに関しても、両棟ともラグジュアリーホテルらしい内容ですが、別館(ヘリテージウィング)は素材や香り、質感のこだわりがより明確です。

朝食やレストラン利用については、両棟ともに種類・質ともに高いレベルです。本館(プレステージタワー)では多様なジャンルのレストラン展開があり、朝食ビュッフェが利用できます。

別館(ヘリテージウィング)宿泊者でもレストランは共用で利用可能ですが、和の食体験を重視するプランで選ばれることが多いようです。

ラウンジやクラブフロアの利用も、本館(プレステージタワー)37～40階および別館(ヘリテージウィング)宿泊者に割り当てられているフロアがあるという案内があります。

宿泊目的が「食事も含めてホテル内で豊かに過ごしたい」という場合、両棟とも期待に応える設備です。

ホテル全体としてプール、ジム、スパといった共用施設が整っています。

特に本館(プレステージタワー)内に25 mの温水プールが備わっており、フィットネス・スパ設備も非常に充実しています。

露天風呂や温泉源泉といった温泉施設はこのホテルには設けられていないため、「温泉宿並みのお風呂」ではないものの、都市型高級ホテルとしては十分な設備と言えます。

所在地は東京都港区虎ノ門2-10-4。地下鉄「虎ノ門駅」「神谷町駅」から徒歩数分という立地です。

本館の車寄せ・エントランスは分かりやすく、荷物の多い移動でも安心という声があります。

別館(ヘリテージウィング)も渡り廊下等で本館とつながっており、館内移動に大きな差はない設計です。

階段や坂道があるエリアもあるため、ベビーカーや車椅子の方は出発前に経路を確認すると安心です。

駐車場・バレーサービスの詳細は公式で確認が必要ですが、アクセスの良さという点では高評価です。

ホテルは虎ノ門・霞ヶ関・六本木・赤坂エリアの間に位置し、観光・ビジネスいずれでも使いやすい拠点です。

また、敷地内には大倉集古館（日本美術コレクションを所蔵する私立美術館）もあり、宿泊滞在中に軽く文化散策を楽しむこともできます。

「街歩き」「観光拠点としての便利さ」を重視する方にも十分な立地と言えるでしょう。

高めに設定される傾向があり、特にスイートなど高付加価値の部屋ではかなりの料金になるようです。

別館(ヘリテージウィング)には比較的手頃なプランも見られるため、「ラグジュアリー感を保ちつつ予算を抑えたい」という選び方にも対応できます。