明治時代から続くクラシカルな魅力の「日光金谷ホテル 本館」と、令和の時代に生まれ変わったモダンな「別館」。
どちらも歴史ある老舗ホテルの一部ですが、滞在スタイルや求める快適さによって選び方が変わってきますよね。
・本館と別館の違いがよく分からない
・自分にはどちらが合っているのか迷ってしまう
・どっちをえらべば後悔しない?
と悩んでいる人も多いと思います。
▼どちらがいいか迷ったら、以下の基準で選ぶといいですよ。
◎日光金谷ホテル 本館はこんな方におすすめ
明治・昭和の歴史を肌で感じたい
レトロな建築や内装に魅力を感じる
館内で移動が完結する方が嬉しい
比較的リーズナブルに宿泊したい
◎日光金谷ホテル 別館はこんな方におすすめ
新しくて快適な設備を求める
バリアフリーやエレベーター完備が安心材料
広めの部屋やバルコニーでゆったりしたい
記念日や特別な日にふさわしいステイをしたい
「レトロな雰囲気を味わいたいけれど、快適さも重視したい」「段差や設備の新しさは気になる」「移動はスムーズなほうがいい」など、選ぶ基準は人それぞれ。
この記事では、本館と別館それぞれの特徴をわかりやすく比較しながら、どんな方におすすめかも解説していきます。
自分にぴったりの宿泊先を見つける参考にしてみてくださいね。
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日光金谷ホテル 本館と別館の違い一覧
日光金谷ホテルの本館と別館の違いを一覧表にまとめました。
比較項目 | 本館の特徴 | 別館の特徴 |
---|---|---|
築年数・雰囲気 | 1893年創業のレトロな外観とアンティークな趣。水回りの古さも含めて歴史を感じられる設えです | 1935年建築・2023年にリニューアル済。バリアフリー対応でモダンな内装と快適な環境が整っています |
客室設備・仕様 | 歴史あるインテリアが魅力。レトロな設計で設備はやや年季を感じる部分もあり | 空気清浄機やWi‑Fi完備など設備が充実。広めのバルコニーもあり快適性が高い |
料金(目安) | スタンダードで2万円台〜、デラックスでも4万円台〜と比較的リーズナブル | デラックスで6万円台〜、スイートで10万円以上のプランもあり高級ステイ向け |
夕食・朝食 | 本館内のメインダイニングで提供。宿泊と同じ館内で完結するため移動が楽 | 食事は本館ダイニングでの提供。別館からは徒歩移動が必要 |
共通設備・アメニティ | 浴衣、アメニティ、冷蔵庫、ドライヤーなどの基本設備は共通 | 内容は本館とほぼ同様。設備が新しく、使いやすさが向上している |
大浴場の有無 | 大浴場なし。貸切家族風呂のみ利用可能。温泉ではない | 同様に大浴場はなく、家族風呂のみ。温泉ではない |
立地・移動性 | 本館内で全て完結。館内移動で雨天時も安心 | 別館から本館への移動時に屋外を通る必要あり。天候や荷物の多さに注意が必要 |
日光金谷ホテル 本館と別館の違いを詳しく解説
築年数・雰囲気の違い
本館は1893年に創業した日本最古のクラシックホテルです。
外観から内装に至るまで歴史の重みを感じられる佇まいで、アンティーク家具や木造建築の趣に魅了される方も多いです。
水回りを含む一部設備には古さが感じられますが、それもまた明治の面影を今に伝える一部として受け入れられています。
一別館は1935年に建てられた建物を2023年に全面リニューアル。
バリアフリー対応が施され、エレベーターや自動ドアなど、現代の宿泊者が求める快適さがしっかり備わっています。
モダンな内装と新しい家具は、古き良き雰囲気を感じながらも快適な滞在をしたいという方におすすめです。
まとめると…
- 本館:レトロ好き、建築・歴史ファン向け
- 別館:新しさと快適さを重視する人向け
客室設備・仕様の違い
本館の客室は、まるでタイムスリップしたような趣を感じさせるインテリアが印象的。
部屋によっては、昭和や明治の雰囲気が色濃く残っており、歴史に思いを馳せることができます。
反面、空調や照明など、一部において現代的な利便性を求める方にはやや不便に感じられるかもしれません。
別館の客室はリニューアルによりすべてが新しくなっています。
加湿機能付き空気清浄機、高速Wi‑Fi、大きめのベッドや広々としたバルコニーなど、現代のホテルと同等レベルの設備が整っています。
まとめると…
- 本館:歴史を感じる設計と空間
- 別館:最新設備で快適な滞在が可能
料金の違い
本館の宿泊料金は比較的抑えめで、スタンダードな客室なら2万円台から宿泊可能。
伝統あるホテルにリーズナブルに泊まりたい方にとっては魅力的な価格帯です。
別館は全体的に高めの設定で、デラックスタイプで6万円台〜、スイートになると10万円を超えるプランも。
設備の新しさや広さ、快適さに比例して価格も上がる印象です。
まとめると…
- 本館:コスパ重視のクラシック好きにぴったり
- 別館:上質な滞在を求める方向け
食事提供スタイルの違い
夕朝食はどちらの宿泊者も本館のメインダイニングでいただきます。
本館宿泊者にとっては、同じ建物内で完結するため動線がスムーズ。
別館宿泊者は本館まで徒歩での移動が必要で、天候や時間帯によっては少々手間に感じる場面もあるかもしれません。
まとめると…
- 本館:館内完結で移動の手間なし
- 別館:本館までの移動が必要
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大浴場・アメニティ・共通設備
両館ともに大浴場は設けられておらず、貸切家族風呂の利用が可能です。
温泉ではないものの、プライベートな時間を過ごすには十分です。
また、浴衣・シャンプー・歯ブラシなどの基本アメニティは共通。
別館はリニューアルに伴ってバスルームなどの設備が新しく、より快適さが際立ちます。
まとめると…
- 本館:必要最低限の設備でシンプルな滞在
- 別館:同じ内容でも設備が新しく快適度が高い
立地・館内移動の違い
両館は同じ敷地内にありますが、本館はすべてが屋内でつながっているため、天候の影響を受けにくい構造です。
対して別館からは屋外を通って本館に移動する必要があり、雨の日や荷物が多い時は少し煩わしさを感じるかもしれません。
まとめると…
- 本館:動線がスムーズで利便性が高い
- 別館:少しの移動が必要な点を考慮
日光金谷ホテルの本館と別館の共通点
本館と別館はそれぞれに個性がありますが、同じ「日光金谷ホテル」の一部であるため、いくつかの共通点もあります。
どちらに宿泊しても安心できるサービスとホスピタリティが用意されているのが魅力です。
- 貸切風呂が利用可能:どちらの館でも大浴場はありませんが、家族やグループで気兼ねなく使える貸切風呂を利用できます。温泉ではないものの、プライベートな時間を大切にしたい方にはぴったりです。
- 伝統あるサービスとおもてなし:創業130年を超えるホテルならではの丁寧な接客や落ち着いた雰囲気は、どちらの館でも共通しています。
- 朝食・夕食の内容が同じ:宿泊者はどちらの館に泊まっても、本館内のメインダイニングで同じ食事を楽しめます。伝統のレシピを引き継ぐ洋食コースや朝食は、宿泊の楽しみのひとつです。
- アメニティや備品の内容が共通:浴衣、シャンプー、ドライヤー、冷蔵庫などの基本的なアメニティや備品の内容は共通しています。
- 自然豊かなロケーション:日光東照宮や神橋にほど近く、歴史と自然に囲まれた立地も共通の魅力です。
日光金谷ホテルの本館と別館 どんな人におすすめ?
「日光金谷ホテル 本館」と「別館」は、同じ敷地内にありながら、その魅力はまったく異なります。
ここでは、ライフスタイルや旅行の目的に応じて、どちらがおすすめかをわかりやすくご紹介します。
◎日光金谷ホテル 本館はこんな方にぴったり
- クラシックホテルの雰囲気を味わいたい方
明治時代から続く日本最古のホテルらしさを、そのまま体感できるのが本館の魅力です。歴史的建築物やアンティークな内装が好きな方におすすめです。 - 館内で完結する動線を重視する方
食事やフロント、施設利用がすべて本館内で完結するため、雨の日や荷物の多い旅行でも移動のストレスがありません。 - コスパ良く老舗ホテルに泊まりたい方
比較的リーズナブルな価格で、格式あるホテルに宿泊できるのもポイントです。 - 多少の古さも味わいと考える方
水回りや設備の古さも含めて「歴史」と捉えられる方にはぴったりです。
◎日光金谷ホテル 別館はこんな方におすすめ
- 最新設備で快適なステイを求める方
全面リニューアルにより、バリアフリーや空調設備、Wi‑Fiなどが整っており、現代的な快適さを重視する方に最適です。 - お部屋の広さや開放感を求める方
ゆったりとした間取りとバルコニーのある客室は、家族旅行や長期滞在にも向いています。 - バリアフリーや段差の少なさを重視する方
高齢の方やベビーカー利用の方でも安心して過ごせる設計がされています。 - 記念日や特別な滞在にふさわしい環境を求める方
高級感のある客室は、ハレの日や特別な旅行にぴったり。落ち着いた時間を過ごせます。
日光金谷ホテルの本館と別館の口コミ
本館の口コミ
- 「建物の古さはあるけれど、それも含めて味わい深くて気に入りました。タイムスリップした気分になれましたよ」
- 「レトロな雰囲気がとても素敵。ただ、ユニットバスの使い勝手は正直イマイチでした」
- 「ダイニングの食事がとても美味しくて、格式のあるサービスに感動しました」
- 「部屋の窓から見える景色が風情たっぷりで、日光に来た実感がありました」
- 「階段が多めなので足腰が不安な人は注意かも。でもスタッフさんが親切で助かりました」
別館の口コミ
- 「リニューアルされたばかりでとても綺麗。バリアフリーで両親も安心して過ごせました」
- 「広いお部屋とバルコニーが快適すぎて、もう少し長く泊まりたくなりました」
- 「最新設備がそろっていて、Wi-Fiも速く、リモートワークにも向いてそうでした」
- 「朝食を本館まで移動するのがちょっと面倒。でもそのぶん散歩気分で楽しめました」
- 「スタッフの対応がとても丁寧で、別館の静かな環境にも癒されました」
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日光金谷ホテルの本館と別館の違い まとめ
ここまで「日光金谷ホテルの本館と別館」の違いをご紹介してきました。
2つのホテルの主な違いはこちらです。
◎日光金谷ホテル 本館はこんな方におすすめ
明治・昭和の歴史を肌で感じたい
レトロな建築や内装に魅力を感じる
館内で移動が完結する方が嬉しい
比較的リーズナブルに宿泊したい
◎日光金谷ホテル 別館はこんな方におすすめ
新しくて快適な設備を求める
バリアフリーやエレベーター完備が安心材料
広めの部屋やバルコニーでゆったりしたい
記念日や特別な日にふさわしいステイをしたい
老舗のクラシカルな本館と、快適さが際立つモダンな別館。
同じ敷地内にありながら、まったく異なる魅力を持つ2つの滞在スタイルが、日光金谷ホテルには存在しています。
どちらを選んでも、日光という特別な場所での時間はきっと心に残るものになるはずです。
目的や同行者に合わせて、自分にぴったりの館を選んでみてくださいね。
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